マンチェスターシティ 選手紹介vol1.#17 ケヴィン・デブライネ

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シティの王子こと、ケヴィン・デブライネ!

イギリスのヘンリー王子に似ていることからこのあだ名になっています。

 

基本プロフィール

身長・・・181cm

生年月日・・・1991年6月28日(26歲)

国籍・・・ベルギー🇧🇪

シティ在籍年・・・2015~

代名詞・・・右足のパスと左足のシュート

 

ヴォルフスブルクから加入した彼ですが、その移籍金なんと、約100億円!

しかし、活躍から考えると安すぎますね 笑

 

今シーズンもリーグ最優秀選手惜しくも2位で逃してしまいましたが、、

アシスト王には輝きましたし、シティで初めて?UEFAの年間ベストイレブンに選ばれましたね!!

 

ポジションは主にOMFですが、ベルギー代表では、ボランチの位置でプレーすることもあり、シティでも右のウィングでプレーすることもありますね。

 

 

OMFというポジション、トップ下とも呼ばれ、

基本的な役割としては、

1.攻撃の起点となり狭い位置でもボールを収められること

2.周りの状況を素早く察知し、効果的なパスを供給する

3.ときには飛び出して、ゴールを狙う

この3つが挙げられますね。

 

このポジションに求められること全てをこなすのがデブライネだと言えると思います。

私がシティサポーターと言うことを差し引いても現在このポジションにおける最高の選手であることは間違いないでしょう。

 

グアルディオラ監督は、彼のことをメッシの次の世代は彼が主役になるだろうと、最高の評価を下しています。

 

そんなデブライネのハイライト↓

https://m.youtube.com/watch?v=2hN04oNmhsI

 

そんな彼の武器は、パス、メンタル、空間把握

この3つにあると思います。

 

その中でもパスは突出していて、スルーパスに置いては超一級品で、サッカーゲームのようなクオリティのパスをズバズバ出していきます。

プレミアリーグのパス成功率は堂々の5位です。

そのパスの凄みはチームメイトからも絶大な信頼を得ており、サネからは、「ただ信じて走ればいい、そうすればボールが届くからね」と言われており、カウンターにおいて、デブルイネからサネへのロングパスはシティの大きな武器となっています。まさに、受け手のことを考えたパスと言えるでしょう。

また、このパスですが、彼はミドルシュートを得意とし、ドリブルもフェイントスターではありませんが、推進力があります。幾多の選択肢を持っているからこそ、他の技術が活きるのでしょう。

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メンタルにおいては試合を交えて解説したいと思います。

まず、7節のチェルシー戦。

チェルシーはデブルイネにとって古巣です。

とは言ってもレンタルが多く、実質的な在籍は1年ないくらい。

それでも多少の思い入れはあるのかなぁ、と思ってみています。

前半だけでも決定機を演出しており、今節も何かしてくれる予感がプンプンしていました 笑

その予感は後半に的中、今季のデブルイネの武器である左足での強烈ミドル。

お酒を飲みながら見ていたのですが、興奮しすぎて、無駄に一気飲みしました 笑

素晴らしいゴールでした!

あと、チェルシーのホームの試合ではありましたが、しっかり喜んでいましたね 笑

古巣への計らいは一切無しでした!

 

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あとは、25節のWBA戦。

この試合が行われた頃は、もう今季の優勝はシティで決まりだと8割の人が思っていたのではないでしょうか。

相手はWBA。降格してしまいましたね、、

戦力差は歴然で、支配率も最終的には75%と終始シティがゲームを支配していました。

このゲームで見所だったのが、フォスター対デブルイネ。ゴールが決まるまで決定機が3回ほどあり、デブルイネ本人も外れたあとに、吠えていました。

このシーン、シティサポならアグエロが連想されますね。

アグエロは調子がいいキーパーにあたり、シュートを止められると、笑って相手のキーパーを讃えたりします。

どう攻略するか考えているような、悪戯っ子のような笑みにも見えますね 笑

そのアグエロとデブルイネがリンクしたのがこの試合でした!

試合の中で成長していく、という表現をこのレベルの選手に使うのは月並みというか鼻で笑われる

ような表現ですが、それを感じますね。

本当に漫画やアニメのワンシーンのようで、胸が躍ります 笑

 

 

そして、空間把握です。

この空間把握とされる能力、純粋にチャンスの演出にも役立ちますし、危機察知能力にも役立ちます。

 

ここで1つ尋ねたいのですが、、

彼に空中戦のイメージはありますか??

身長は181cmとシティの前線の選手では恐らくサネに続く高身長なはずですが、ヘディングのイメージはあまりないですよね。

フィジカルが重視され、大型選手が多く集まるプレミアリーグですから、181cmは割とその中では武器にならないのかもしれませんが、、

記憶が曖昧なのですが、デブルイネは普通の選手ならヘディングで競る位置であっても、ボールを1度落としてから、マイボールにする技術を持っています。

これは対峙する相手にボールを触れさせないことはもちろん、周りの状況を把握していないとできない能力だと思います。

数試合に1回あるかないかのシーンではありますが、遭遇したときには是非ともその身のこなしに注目していただきたいです!

 

ここまでが大きな魅力です。

 

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シティでの未来についてのお話を少し。

 

個人的にはずっとシティに留まってプレーして欲しいですね。

もっと多くの得点、アシストが見込める選手だと思います。

もし、シティに大型Fwがいれば、彼のアシスト数はシーズン通して、10は増えるのではないでしょうか。

今季も数試合でキャプテンとして出場することもありましたし、コンパニが引退するとき(彼にはシティが最後のキャリアであってほしい)次のキャプテンを務めるのは彼になるかもしれません。

 

ストーンズが将来、イングランドとシティ両方でキャプテンを務めたいと言ってますが 笑

 

ボランチでの起用も面白いんじゃないのかと 笑

 

シティ悲願のCL制覇に向けて欠かせない選手です!!

 

来シーズンの彼の活躍とW杯での活躍を心から祈ります。

 

今回はこの辺で!!

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※デブルイネ、デブライネ両方使用していますが、個人的には、実況の発音、デブルァイネと聞こえます 笑